2009年に見たアニメの感想られつ

2008年からの年またぎのアニメは、Wikipediaの一覧から拾ってるので
多分入ってないと思います。

個人的なベスト5を選ぶなら、進行中のものもあるけど
大正野球娘。
フレッシュプリキュア!
とある科学の超電磁砲
あにゃまる探偵 キルミンずぅ
ささめきこと
の5作品になると思う。感想は年明けにでも。



以下、それ以外の今年見たアニメの感想を、一言ずつ。
こちとら大阪で、独立U局入りません。

■おもしろい(かった)アニメ■

エレメントハンター
OPが好き。元素記号をいじくるのは面白いけど微妙に実用性がないのがちょっとだけ残念です。小さい子が記号に興味持ってくれたらそれでOKなのかな。


クロスゲーム
あだち充作品を今まで読んだこともアニメを見たこともなかったんですが、いい感じに安定してて面白い。そっくりなお隣さんとか、自虐ギャグに思えなくもない……。EDは最初のがとても良かったけど最近ちょっと微妙。提供読み上げが好きでなぜか毎週飛ばさず見てしまう。


けいおん!
世間様ほどドハマリはできなかったけど、見ていて楽しいアニメでした。ギター値切るのはどうかと思ったけど。バイトつき合わせた後で返金するのもどうかとry


獣の奏者 エリン
1年付き合ってきて良かった。アニメ版大河ドラマといった趣で、でも実写ではなかなかできない作品ですよね……。ラストのセィミヤ直談判の前後が一番盛り上がっておもしろかった。公式Blogの原作者解説、無理なのは分かってるけど序盤からやってほしかった。


咲-Saki-
毛嫌いしていた麻雀の役とルールを覚えてしまった……。でも画面じゃないとできません。序盤から中盤は毎週楽しみにしてたアニメです。団体戦終わった後は、こうすれば売れるメソッドをこれ見よがしに投入し始めたのが鼻についてちょっと……。これ、後で自慢げに語りたいためにやったんじゃ。


GA 芸術科アートデザインクラス
理解できる回と出来ない回の差が。1話のハイテンポなのも嫌いじゃないんですけど……。


ジュエルペット
うさぎちゃんの中の人が気になってなんとなく視てるんですが、ハーブ団どこいっちゃったんですかね。


テガミバチ
現在進行形でそこそこ楽しんでます。DVDに保存するほどハマってはないんだけど。
OPもEDも曲が好きです。みゆきちはいつ聞いてもみゆきちだなぁ。話は、ちゃんと終わってくれるのか不安。


東京マグニチュード8.0
予想外に泣けるアニメで。それだけで満足。
あーでも、終盤やっぱりいろいろ不自然だったのが残念かも。あんな制約あったら、お姉さんと普通の会話できなくなっちゃうんだもの。


にゃんこい!
序盤畳み掛けるように次々ヒロインが顔見せしてた頃はうおー!と思ってたんだけど、結構心情の描写とかその流れとかが隙だらけで最後もよく分からんまま終わってしまいました……。加奈子と双子ちゃんはすげーよかった。先輩は登場回だけよかった。


乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪
見るつもりなかったんだけど……。OPが曲も演出もすげーかっこよかったので……。YTV内で第1話放映前にどんな打ち合わせが行われたのかとっても知りたい。


化物語
これもけいおん!同様、世間様ほどドハマリはできなかったけど、見ていて楽しいアニメでした。なんかでもシャフトの演出と声のおかげのような気がしてしょうがないです。あと、配信は嫌だ。そんなの最初に知ってたら見るのやめてたかも。


東のエデン
単純に話が面白くて曲もよくて、最後まで飽きずに面白かった。映画は……タダなら見たい、と思います。


●Phantom 〜Requiem for the Phantom〜
1話で切るところをギリギリ踏みとどまって最後まで視てしまった。4話冒頭で、切らなかった自分を誉めてあげたくなった。あとはクロウの色気でなんとかしのぎました。


亡念のザムド
やりたい放題といった感じでしたけど、プロイ・スカッキの色気でなんとかしのぎました。
あと、船長もナキアミもハルもヒトガタ兵器のビームの出方も好きです。


リストランテ・パラディーゾ
最終話が予想外の展開で、とりあえずみててよかったなーと思ったアニメ。でもああいう終わり方じゃなかったら母親がひどすぎて好きになれなかったかも。


■ふつうの(だった)アニメ■
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS
原作ファン以外が視ても……という感じだった。なんで視てたんだっけ……戸松ボイスか。


●真マジンガー 衝撃! Z編
スパロボでおなじみの機械獣が強かった。それだけ楽しんだ。


戦国BASARA
バカアニメは嫌いじゃないんだけど、ちょっと自分の好みのベクトルには合わなかったかな……。


戦場のヴァルキュリア
女性キャラみんな可愛いし、結構途中まで楽しみにしてたんだけど、なんか終盤の重要っぽい回が時間変更で録画できてなくて見る気なくしてそれっきりです。


続 夏目友人帳
アニメを2期から見始めるのは勇気がいりますね……。非常におとなしい感じのアニメでした。1話完結式ってなぜか個人的にハードルが高くなってしまう。ちょっと乗れませんでした。原因は自分でもよく分かりません。


■期待はずれだったアニメ■
バスカッシュ!
スタッフの中に楽しんで作ってた人が正味何人ぐらいいたのか知りたい。去年に引き続き河森アニメがダントツ期待はずれ。なので、今のキルミンも微妙に構えながら視ています。


■それ以外のなにか■
宇宙をかける少女
スタッフが「いろんな意味で」という単語を使い出すアニメはヤバイ。覚えた。



今年の感想:
先生、おもしろいロボットアニメが視たいです……

脱力感。

日焼け環さん

紅漫画のほうはなんとかなんとか用意が出来ました。
アニメ版準拠ということで、あまり需要はないんだろうけど、好きだから作ったので好きな人には手にとって欲しいです。
結局、差分とか作っちゃったので正味100枚(うち30枚は漫画)になりました。
なんかもう分割しちゃえよという感じになってきましたが、もう二つの作品に分ける気力も残っていません……。


今週末までにはDLサイトへの販売予告のアップロードと、中身のサンプルをpixivにアップして一息つきたいです。


毎晩作業で10月開始のアニメも録るだけ録って全然見てないし。
めちゃくちゃハマった大正野球娘。の感想も書きたいし。

表紙あっぷ

pixivに紅香本 表紙アップしました

紅ってロリ方面で主に話題になってましたが、実は大人の女性がいちいちイイんですよね。キャラクターデザインも魅力的でしたし。
ということで、紅香さんやら和子さんやら弥生さんやらをね。描きました。語りだしたら相当な量になるのでこの辺でやめときますけど。


内容サンプルは中身全部出来たらまたアップします。


これが終わったらすぐにフレッシュプリキュアのCG集取り掛かるつもりだったんですが、今年で終わりだそうな……
どうしよう。美希たんが……。レミさんが……。

「紅」の同人誌作業中

紅香

同人誌といってもデジタル版だけですが…

去年ぐらいからずっとやりかけていた、アニメ『紅 kure-nai』の同人作業中です。
最初は600dpiで印刷に耐えるよう作業していたんですが、作業ごとにPCが悲鳴を上げていたためだんだんしんどくなってきて、結局1年近く放置してしまいました。

諦めて作業サイズを250dpiに落としました。どうせ印刷する予定は最初からありませんでしたし……。一応、体裁は同人誌のようなページ物のようにしていますが、中身はJPGです。DLsite.comで販売予定。


内容は、アニメ準拠のキャラデザの18禁で、紅香×真九郎マンガ30ページと、紅の登場人物カラーイラスト14枚(表紙など含む)。差分はどうしようか迷い中です。あまり好きじゃないんです。
イラストはわりと女性陣を満遍なく。ただ、幼女分はありません。


なかなかアニメ版の二次創作を見かけないんですが、個人的にあのキャラデザがとっても好きなのでこんなん作りました。あ、もちろんアニメ自体が好きなんですけども。というか原作もマンガ版も読んでいないのですが……。


もう少しで目処がつきそうなので、そのうちPixivにサンプルなり表紙なりアップしたいと思っています。

洗脳という罪作りなツール


宇宙をかける少女、最終話まで見たので一応思ったこと書きます。
見ずにいろいろ書いちゃったのがすごく気持ち悪かったりするので、消そうかどうか迷ったんですが一応放置。

〜〜〜
これは狙ってやれるものなの?

いろいろストーリー部分、キャラクターの配置などにおいて欠陥がそれこそ山のように指摘されているのは紛れもない事実で、駄作認定されまくっているのも当然といえば当然。全面的に私も同意見でした残念ながら。


いろいろあるのをあげつらうのに無駄なエネルギーが要る作品なので、一つだけ私がとりわけ気に障ってしょうがない要素をここで書いておこうと思います。


「洗脳」です。


作品内で洗脳されたキャラクターは主に二人、獅子堂高嶺と神楽です。
二人ともネルヴァルに洗脳されて自分の戦力として無理やり活用されていた。高嶺と神楽の洗脳のされ具合にもちょっとばかり違いがあって、高嶺は俗に言う「レイプ目」で、戦闘時以外は終始ボーっとしてました。一度だけナミになにやら歌みたいなのを詠んだ(?)気もしますが。
神楽はというと、率先してネルヴァルの言葉に従い、自分で考え、戦闘もこなし、エニグマナポリタンを覚えていた。目もレイプ目ではなく、ぱっと見、洗脳とは分かりません。


現実世界で洗脳というと、もちろんこんな一瞬で、スマートに洗脳され、変な波動ですっかり元に戻るなんてことはないわけで、現実のイメージに近いものとしてあげられるのは「MONSTER」の子供達がいい例だと思います。
あの洗脳描写はリアルで怖かった。
「宇宙かけ」での洗脳は単に将棋のコマを取って自分の物とする、取替えされたらまた元に戻る、本当に人をコマとしてしか扱わないことで生まれる戦力のやり取り、それ以上のモノではありません。


単純にいうと、このような洗脳の扱い方は、見ている側に「理不尽さ」「意味の断絶」が発生してしまうので、よろしくないことこの上ないんじゃないかという事です。


ガンダムフォウ・ムラサメも言ってみれば洗脳されていたわけですが、それなりに苦しんでいたし、両方の自分の対立により新たなキャラクター性が生まれていました。


高嶺は、何も言わずネルヴァルの背後に立っているだけで、一切思考と言うものをしていないように思えます。じゃあ、トイレどうすんの。はいてないから垂れ流してんの?
神楽は、エニグマを覚えていた。つまり自分がここにいた頃のことを「知っている」わけで、じゃあその頃の自分と今の自分の矛盾点はどこで処理しているのか。
二人とも、影で苦しむ様子もなければ、二つの人格の狭間で悩むそぶりすら見せません。
あげく、ナミの変な波動に当てられて「洗脳が解けます」。


将棋のコマを取り戻したかのように、かつての自分に戻ります。
神楽など、たちの悪いことに口では責任責任言いますが悪びれる気配すらない。操られていたから、と。いや、高嶺は高嶺で出番がなく、洗脳されていたことについて、洗脳されていた間に考えていたことについて、それらしい発言すら殆ど与えられませんでした。


矛盾が壁を突き抜けて、「理不尽さ」マックスですよね。
ちょっとだけオッと思ったのは、ナミがその理不尽さを画面の中でぶちまけていたことですが、ぶちまけただけで、聞く耳持たぬ神楽に伝わってはいない。新たな理不尽が生まれました。


もう一つの、「意味の断絶」というのは、なんとなく思い付いた言い回しではあるんですが、結局の所、洗脳によって「それまでやってきたことの意味がなくなる」ということで、いわば理不尽とそんなに変わらないのですが、ストーリーというよりももっと制作的な視点から見た時に感じられたことです。


なぜ獅子堂高嶺を洗脳することにしたのか。
洗脳された高嶺はびっくりするぐらい出番がなくなります。
派手な衣装をデザインし、人気声優を当て、ハイスペックな性能をあえて持たせた、ついでに言うと登場人物の中で一番胸も大きい高嶺をわざわざレイプ目の人形にしてネルヴァルの傍に置き、出番を殺す。
凝った設定の意味が無くなりました。


なぜ神楽を洗脳することにしたのか。
敵のリーダーであり、精神的支柱であり、重要な情報を握る神楽を、なぜ洗脳されていると視聴者に分からない形で、初期の頃は顔さえ分からない形で敵のボスに設定したのか。
なしてが固執する人物をなぜ「ただ操られていた」という理由だけで敵対させたのか。
普通、ワケありになって当然です。人類に絶望したとか。泣いた赤鬼になるためとか。


凝った人間関係の意味が無くなりました。
そして、結局全体として意味が通らない。意味がないならまだしも、意味が通らない。最悪の結果となりました。


多分全てが思った通りには行かないでしょうし、途中で何らかの設定変更があったとも思えますが、時間をかけて考えた設定などが、洗脳という物を持ち込んだことでぶつ切りにされている、そんな印象を持ちました。



いろんな人が言ってるこの言葉を自分もここでいうと、実にMOTTAINAI

〜〜〜

今後この作品に対してスタッフが発言しているならチェックしていきたいなとは思います。それとは別に、二度とこんな作品を観ていた自分が恥ずかしくなるような思いをしないでよくなるよう、回避運動にも意識を向けることにしようと思います。
さっさと忘れるのが一番だとは思うのですが。