終わったアニメたち その2


精霊の守り人
毎週楽しませてもらいました。
録画だと5.1chで楽しめないので、土曜の朝はできるだけリアルタイムで。
詳しくない人がちらっと見たら「ジブリ?」と言いそうな気合の入った作画は、背景や設定までしっかり考えられていて作品の空気を引き締めていた感じ。終盤出てきた火炎放射器兼火の矢が変にかっこよかった。
序盤で回想シーンに出てきたジグロの戦闘シーンに圧倒され、終盤の「ジグロ・ムサ」であれがどう凄かったのかバルサの目を通して描かれるという構図がよかった。
チャグムが賭博師に突っかかる回だけは少々違和感を感じましたが、概ね筋の通ったストーリー展開は絵柄ともども地味ではありながらしっかり最後まで描ききっていて、好印象でした。
入浴シーンぐらいサービスしてくれてもよかったなーとは思いますが。
その他思いつく点といえば、バケモノ相手の戦いって作画が適当なことがよくあるんだけど、このアニメはそれも丁寧に描いていたなぁと感心しました。モンの特攻が実にかっこよかった。
あと、音楽も壮大で好みでした。サントラ欲しい。



二十面相の娘
キャラデザに魅かれたアニメでした。主役3人がかわいらしくて。
スカートひらひらだし。トメさんの声は昭和テイストで凄く良かったし。
ただ、ストーリーの序盤は正直つまんなかったです。からくりがちょっと説明不足だったり、虎とかいう悪党が中途半端だったり。どうせなら最後のあの博士と接点持たせたらよかったのになーと思ったりしました。
日本に戻ってきて、少女探偵団を結成したあたりからコメディタッチの回あり、美人血管おねいさんとか美人ヤンデレ人形とか、あーいうビジュアルに弱いので、だんだん楽しみになってきて、終盤、スペクタクル要素がどんどん派手になっていくと同時にこちらのテンションも上がっていった感じです。
まあ、序盤は「こんなんで二十面相の名を利用するな」とか内心むかつきながらも作画とアクションがいいので見ていたんですが、だんだんその辺はどうでもよくなったというか。
ただ、終わってから思い返すと、もう少し「乱歩の二十面相」の匂いをかもし出すような何かがほしかったなぁという気もします。ぶっちゃけ設定をリンクさせるぐらいしても良かったんじゃなかろうかと。明智とか、二十面相ですら、結局名前を借りてるだけだったし。最終話の小林君は所詮ただの小ネタだし。



ひだまりスケッチ×365
1期の知識なしで見たんですが、なんとも可愛らしくてほのぼのしました。どうやら1期を見ていないと分からないネタが多数あったようですが、気にしない方向で。
宮子がいいキャラしてました。あれはステレオタイプにない目新しいキャラだったなーと。声のせいもあってか、やけに可愛かった。
突き放して見ると、少々会話がくどい部分とかがあって、そうなんべんも見直したいレベルにはちょっと行かないかんじでしたが、リアルタイムで見るには十分楽しめたと思います。



狂乱家族日記
一番感想に困るアニメだ。
よく考えてあるのか全然考えてないのか判断しづらいストーリーとか、何でもありなキャラデザとか、変に毎回出てくる単発キャラとか、唐突な説教とか、とにかく最後までとっちらかった印象で。これ、原作がこのままなのかなぁ。
1話でクラゲが出てきたときに一応録画かなぁと思って見てたけど、やっぱりアレは出オチ的存在だったなー。人になった月香はデザインも声もよかったけど。
今思い返してみても、どんなエピソードがあったのか殆ど思い出せません。はい。
ああでも死神さんはあの話し方は好きです。ラノベ口調を独特のイントネーションで耳に残る感じにしたのは上手かった。



大体これで全部書いたかな。
新番組もまだ書かないといけませんね。先週旅行で書いてる時間なかったので。
そのうち。