マクロスF 6話「バイバイ・シェリル」

ここにきて作画が……!


どうやら人物、とくに遠方のキャラの作画にムラがあるのは製作会社の特徴らしいけど、うーん。見せ場だったからなー。


机の上でなんかゲームみたいなディスプレイになってたのはおもしろかった。


予想通りシェリルのダイヤモンドクレバスをプッシュでしたが、エンディングがまさか本編からまるまる繋がってるとは思わなかった。フルで披露されたわけですね。ちょうどCDも発売されたことだし。
発進シーンって、普通だと勇ましい音楽とともに動的な演出がされるところを、このバラードに乗せて静謐な雰囲気にしたのは大成功していたと思う。まるで最終回のようなノリが素敵でした。
オズマが、皆に死ぬなと声をかけていたり、アルトにとってはじめての本格的な参戦ということもあり、それぞれが万感の思いを胸に出発するという。余計なセリフもなく、同時にかぶったシェリルのコンサートシーンでも静的な演出がなされていて、じーんときた。


ただ、作画の面で、キャラが崩れるのは仕方なかったかもしれないけど、たとえばシェリルがステージに競りあがっていくあのカットとか、見るからに省エネモードで作画したのが見え見えだったのが凄く残念。
バルキリーのコックピットのフレームもCGじゃなく簡単なセル画だったのが1話のクオリティと比較するとやっぱり……。


確かに5話のクオリティがいま考えると全てにおいてびっくりするぐらいよかったこともあり、次の7話もおそらく凄いんだろうと思う。でもこの6話もまた、話の中では重要な回だったと思うから、もう少し頑張って欲しかったのが正直なところ。


この回の人物作画が修正されるようならブルーレイ買ってもいいかなぁ、とちょっと思う。これはわりと真面目にそう思う。

今回ランカが嘘をつかれてちょっとかわいそうだった。オズマにも嘘つかれてたからダブルショックだよなぁ。
アルトの意識は今のところ完全にシェリルに向かってるって事だね。


アルトが顔を赤くするシーンがよく出てくるけど、なにげにこれがよい味をだしてる。性欲ないのかよとツッコミたくなるスカした主人公ははっきり言ってつまらない。アルトには等身大の高校生らしい主人公でいて欲しいと思います。