デスノート7巻
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/04
- メディア: ペーパーバック
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(やんわりとネタバレ)
いくらコミックス派とはいえ、あれだけの事が起きたのだから、ネットやってたらどうしても何があったのかぐらいは分かってしまうわけで。
でも極力ネタバレは見ないようにして、どうしてそうなったのかは知らない状態で読みました。
今回は以前にライトがノートを土に埋めたシーンから、レムが飛び去ってゆくまでの間に起きた事(その間に何かがあったことすら隠されていたんですが)の描写によって、ライトが記憶を失っている間の出来事のうち、どこまでが自分の意図どおりだったのかが分かるようになってます。
というかほとんどシナリオどおりだったわけですね。
恐ろしい奴……!
あまりノートの所有権のあたりのからくりは深く考察してないんですが、大まかにはわかりました。自分が記憶を取り戻すだけでなく、その後の一手二手まで想定した「罠」は見事としか。
ミサがLの名前にそんなに強い印象をもっていなかったことからすると、Lの本名は日本語だったんでしょうかね。
第二部開始ですが、新たな敵二人はまだよく分からないです。
表と裏からライトにせまっていくわけですが、一方が無法者ということで、
ライトサイドの人間の命を堂々と奪うことができる存在がはじめて現れました。
三つ巴戦、期待したいと思います。
第二部、引き伸ばしともとれますが、個人的にもうちょっと続いて欲しい。
もちろん、おもしろいままという前提ですけど。わがままですね。
今回の「第一部・完」は、いつまでも同じ事をやりつづけることが生むデメリットが大きいと踏んだのだと思います。
その思い切りのよさがどう反映されるか。楽しみです。