シンガポール館

外国パビリオンの中で、最初に訪れたのがこのシンガポール館でした。
シンガポール館といえば、あれですよ。あれ。
その日は雨が振っていたのですが、晴れていたら入り口で傘を渡してくれるそうです。中に入ると同時に、ドザーっと。スコールが降り注ぎました。折りたたみの小さい傘をさしていた僕は結構濡れてしまいました。上を見ると、ホースのような管から水を下に撒いている感じ。あのボトボト降る感じがよく出ていたと思います。

よく話題になるのはこのスコール体験ですが、その奥に続く部屋も結構おもしろい。
四方の壁に立つ、天井まである本棚。
最初これを見たとき「ハリー・ポッター」の世界だ、と思わず口にしました。そんな雰囲気が漂ってました。PS2のゲーム「ハリー・ポッターと秘密の部屋」をプレイした事があるので、なおさらそう感じました。図書館のステージとイメージがかぶったのだと思います。
この本棚に並んでいる大きめの本は、それぞれ、シンガポールに住む人たちの思い出の品が挟み込まれていて、説明も載っています。一冊一冊、それぞれの人がそれぞれの思い出をこの本にしまいこんでいます。
天井近くに置かれた本たちは開かれる事なく会期終了を迎えるのかなぁと思うとちょっと切なくなったりもしましたが、数冊に目を通しました。日本と関わりのある品物もありましたね。

そこを出ると、大きなマーライオンと、蘭を飾ってある窓。写真撮影にいい場所だと思いました。残念ながら僕は撮影しませんでしたけど。
それから、壁には薬草(お茶だったかな)の葉が大量に展示してありました。値段は付いてなかったように思います。

最初に入った外国パビリオンということで、ああ、今日一日こういうものがたくさん見られるんだーと思うと楽しみが増したパビリオンでした。